2014年7月28日月曜日

コレクティブハウスのなぜ?その1

すっかり、このコラムもご無沙汰してしまいました。

これから私が、コレクティブハウスづくりをしてきた中で、なぜ?どうして!といった疑問や課題を何回か連載したいと思います。

まず第1回のテーマは、「建て主のコンセプトと住まい手のニーズの溝がなぜ埋まらないのでしょう」です。

今月、シェアハウスを運営している方との話のやりとり中のことでした。
以前この方、「有名建築家の賃貸物件なぜ埋まらない」というテーマで提案書を作成し、その後発表したそうです。

そこには、「貸したい人と住みたい人を繋ぐ生活のデザイナー」とありました。

提案書には、具体的な方法が書かれているのですが、そもそも不思議な話に感じました。

例えば、レストランやお菓子メーカー、コンビニメーカー何でも構いませんが、あるスイーツを世の中に売りだそうとしても、まずは作りたい側の思い(意識、予算、必要性)と、ユーザー側のニーズを調査して考えないと、片方だけでは難しいような気がします。

これが、前者だけで作られてしまうケースがほとんどなのが住宅のようにみえます。
ちなみに私の実家は一戸建てで、父が自分でこれからの暮らしのことを考えながら設計しました。もちろん予算面でできなかったこともあり、私にもたまに、実は本当はここにこれを作りたかったなどと言っています。

スイーツの話に戻りますが、食べ物は何でも同じですが、見栄えが良くても美味しくないと、次に食べたいと思いませんよね。

スイーツ(食べ物)では当たり前のことが、住まいでは当たり前でないこのこと、私にはどちらも同じような気がします。

コレクティブハウスができるまでの道のりには、そのコレクティブハウスに住みたいと思う居住希望者が「暮らしづくり」について作り手側とも話し合い、設計段階から関わっていきます。スイーツで言えば、どうしたらもっとみんなが美味しいと言ってもらうように作れるのかを、実際にモニターを募って話し合っていることと置き換えることもできますね。

このことはとても特殊なことのように言われていますが、スイーツの販売の例や、私の実家の例から考えると、ある意味当たり前のことをやっているにすぎないとも言えますがいかがでしょうか?

RO

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