2013年12月1日日曜日

コレクティブな暮らしでわかる個人の尊厳って何?

コレクティブハウスの暮らしでいつも感じることとは、個人の尊厳を大事にすること。        

それは自分自身の暮らしがより快適で豊かになるために、自分の考えをミーティングなどでとことん意見交換することと、もう一つが、相手の人格を否定せず認めあい、思いやりをもつこと。難しくいえば、自尊心と、他者の尊重の組み合わせで、相手の距離をうまく保ちながら関係性を築きあげることといった感じでしょうか。

どうも前者ばかりが強い方は他者と摩擦を起こし、前者が弱すぎて後者に考えが及ばないときは自分の価値を見いだせず、やがては心の病に陥るような気がします。



さて、今年の9月に私の住む世田谷区では新たな基本構想がまとまり、9つのビジョンをもとにこれから様々な施策が進んでいくと思います。その中で、どのビジョンの中でも一番大事なのは次のビジョンなんだそうです。ここでも尊厳ということが書かれています。

個人を尊重し、人と人とのつながりを大切にする○住民自治の確立 -参加と社会的包摂-

 個人の尊厳を尊重し、年齢、性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、多様性を認め合い、自分らしく暮らせる地域社会を築いていきます。差別や偏見をなくし、いじめや暴力のない社会を実現します。だれもが地域の活動に参加できるようにします。世代を超えて出会い、集える多様な場所を区民とともにつくります。人と人とのつながりを大切にして、一人ひとりが地域の中で自分のライフステージに沿って居場所や役割を見いだし、活躍できるようにします。安心して暮らし続けるためのセーフティネットを整えます。

これを少し変えると、個人の尊厳を尊重し、年齢、性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、多様性を認め合い、自分らしく暮らせる仕組みを築いていきます。差別や偏見をなくし、いじめや暴力のない暮らしを実現します。だれもがコレクティブな暮らしに参加できるようにします。世代を超えて出会い、集える多様な場所を、すべてのハウスの居住者とともにつくります。人と人とのつながりを大切にして、一人ひとりがコレクティブハウスの中で自分のライフステージに沿って居場所や役割を見いだし、活躍できるようにします。安心して暮らし続けるための定例会やミーティングを整えます。

どうでしょう。コレクティブハウジングになりましたね。
実は、コレクティブハウスでやっていること、やろうとしていることは、社会がこれから実現しようとしていることと同じ、つまり特別のことではないようです。

さらに国レベルに視野を広げると、福岡で12月15日に尊厳宣言というのが採択されるようです。私も議場に足を運んでみようと思います。
どんなことを宣言するのでしょうか?

いずれにしても、世田谷区基本構想がそうだったように、コレクティブハウスの暮らしでのヒントはあると思います。

RO

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