2012年10月2日火曜日

私の暮らしヒストリー ②一戸建てのくらし

前回の第1弾で「家さがしのはじまり」で述べた、池尻大橋の家に住んでいた平成16年の冬のことです。

ある日上司から、今はスカイツリーで話題の、墨田区京島にある空き家に住まないかと言われました。
その少し前に東京メトロ半蔵門線が開通し、大手町、渋谷、三軒茶屋方面が1本でつながり、とても便利になった押上駅から10分ほど、ただしこの押上駅は新駅独特の深い駅で、駅の入り口の階段からホームまで5分、15分はみておかないと電車に乗れないので、最初に聞いた徒歩10分は、正しいですが、「スカイツリー」や隣接の「東京ソラマチ」に行くときは、注意しないといけませんね。

ちなみにそこは、その上司と上司のご両親が以前住んでいて、上司は結婚して家を出て、その上司のお父様は亡くなり、お母様は、そのとき特別養護老人ホームに入っており、空き家になっていました。今増えている典型的な空き家の形です。

その上司からは、誰か住んでもらった方が家がダメにならないので、入居しながら管理してほしいと言われました。

しかし、本当の理由は飼っていたネコがまだおり、世話してほしいとのことでした。

実はその上司が、ネコのために毎週八王子の自宅から墨田区押上まで通っていて、なんとかそれをやめたかったのが本当の理由した。

私はネコを飼った経験はありませんし、特別ネコ好きではありませんが、上司からはネコは犬と違い散歩もいらないし、今は乾燥したごはんを食べていで、ボトルからエサを取ると自然に落ちてくる器具があるので、エサもボトルに入れておけば毎日補充はいらず、水もタンクに貯めておけば、毎日交換はしないとのこと。

最初はちょっと悩んでいましたが、いろいろうまいことを言われ、一軒家を安価で借りていました。
平成17年の春のことです。

四畳半から、一軒家とは大きな違いですが、通勤に1時間半近くかかることと、ネコも感情があるので、私が仕事帰りで疲れていても、遊べ遊べと夜泣きすることも、しばしば。
また、夏は匂いもあり、仕事から帰るとトイレ掃除。
さらに、家の目の前に、東武亀戸線の踏み切りがあり、始発で起きてしまう欠点もあり。
上司に言わせれば終電のない街道沿いよりは、ましとのこと。

もしもここに駅があれば良いのにと思っていたら、昔は本当に駅があったそうです。
ところが、昔と比べると商店街がさびれてきて、家の目の前の駅も廃止になったとのことでした。

さてそれから、2年後の夏、下町暮らしにも慣れてきたころ、特別養護老人ホームに入所していた上司のお母様が亡くなりました。上司はまだネコがいるので住み続けても構わないと言っていましたが、私はそろそろ引っ越しすることも考えておかねばと、思いはじめました。

ちょうどその年の冬、平成19年ですが、とある雑誌を眺めていて、築150年の古民家「松陰コモンズ」の存在を知りました。
その頃は、毎日朝7時に出て、夜10時、11時、休日も出勤していました。そんな中で、職場の近くの物件を考えてみようかと思い始めました。また一人暮らしをはじめて10年経ち、シェアする暮らしってどんな暮らしなのだろうと、興味を持ち始めました。そこで、もう少し松陰コモンズについて調べようと思いました。

                                                    つづく

RO

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